美男の皆さん、こんにちは。
ここ数年でメンズ美容への意識が高まり、肌のお手入れに気をつかう男性が増えています。
ただ、はじめは何から始めるべきか迷ってしまう人もいると思います。
スキンケアを始めるには、まず「自分の肌タイプ」を知ることが重要です。間違ったケアをしてしまうと、逆に肌荒れやニキビ、乾燥の原因になることも…。
そこでこの記事では、簡単にできる肌タイプ診断と、それぞれに合ったケア方法を詳しく解説します!
肌タイプの特徴とスキンケアのポイント
肌は水分量や皮脂量によって特徴が異なります。これを分類分けしたものが「肌タイプ」です。
肌タイプは大きく「乾燥肌」「普通肌」「脂性肌(オイリー肌)」「混合肌(インナードライ)」の4つに分けられます。
適切なスキンケアは肌質によって異なるため、自分の肌質を知ることが非常に重要です。
それぞれの肌タイプの特徴と適切なスキンケア方法を見ていきましょう。
乾燥肌
乾燥肌は、肌の水分量、皮脂分泌が少なく、カサつきや粉吹きが目立ってしまう肌タイプです。
洗顔後にすぐつっぱってしまう、乾燥による小じわができやすいなどが特徴に挙げられます。
女性に多くみられる肌質ですが、男性にも一定数いる肌タイプです。
スキンケアのポイント
- 洗顔料は低刺激なものを使い、肌を傷つけないように優しく洗いましょう。(泡立てネットを使い泡で洗うと優しく洗えます。)
朝晩洗顔料を使用すると皮脂を落としすぎてしまう可能性があるため、朝はお湯のみで洗顔するのもおすすめ。
また、熱いお湯で流してしまうと乾燥の原因になるため、流す際にはぬるま湯を使用しましょう。 - 洗顔後すぐに高保湿のスキンケア商品で肌を保湿します。セラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、スクワランなどが配合されたスキンケア商品がおすすめ。
- 乳液でも保湿が足りない場合はクリームを使用しましょう。
普通肌
普通肌は、肌の水分と皮脂のバランスがよく、肌トラブルが少ない肌タイプです。
毛穴も目立たず、肌もなめらかでつっぱり感もない理想の肌タイプですが、メンズで普通肌という人はそこまで多くない印象です。
スキンケアのポイント
- 過度なスキンケアは必要ありません。洗顔料はほかの肌タイプ同様に肌を傷つけないように優しく洗いましょう。
- ノーマルタイプの商品でスキンケアを行います。(高保湿なスキンケア商品は逆に肌トラブルの原因になってしまう恐れがあります。)
脂性肌(オイリー肌)
脂性肌は、皮脂分泌量が多く、顔のテカリが目立ちやすい肌タイプです。
メンズに多くみられる肌タイプで、過剰な皮脂で毛穴詰まりを起こし、ニキビや吹き出物ができやすいのが特徴です。
また、顔のべたつきや毛穴の黒ずみにも悩まされることが多い、肌トラブルの多い肌質です。
スキンケアのポイント
- 頑固な皮脂汚れを落とすために、夜はできるだけクレンジングを使用しましょう。
- さっぱり洗えるタイプの洗顔料を使用しましょう。洗顔は朝晩両方使用するのがおすすめ。Tゾーンは特に入念に洗います。
- さっぱりタイプの商品でスキンケアを行います。乳液は高保湿のものを使用するとニキビの原因になってしまうため、さっぱりとしたタイプやジェルタイプの乳液を使用するのがおすすめ。それでもニキビができてしまう場合は乳液の使用は控えても良いでしょう。
混合肌(インナードライ)
混合肌は、部位によって肌の状態が異なる肌タイプです。Tゾーン(額・鼻)が脂っぽく、目元、口元や、Uゾーン(頬・あご)が乾燥するなど、部位で水分量と皮脂量が異なるのが特徴です。
混合肌は男性女性関係なく多い肌タイプにもかかわらず、肌トラブルが多くスキンケアも難しい厄介な肌質です。パーツごとにスキンケアを変えてあげるとよいでしょう。
スキンケアのポイント
- クレンジングで頑固な皮脂汚れを落とします。皮脂が過剰に分泌されるTゾーンを中心に洗浄するのがおすすめ。
- 洗顔をする際は、乾燥する部分は泡で優しく洗い、Tゾーンなどの皮脂が多い部分は入念に洗います。(強くこすらないように注意)
- 脂性肌よりの混合肌の方はさっぱりとしたスキンケア商品を使用し、乾燥肌よりの混合肌はしっとりしたスキンケア商品を使用するのがおすすめ。また、乳液を使用する際やしっとりタイプのスキンケア商品を使用する際は、皮脂が多い部分は薄く塗ってあげましょう。
肌タイプは変化する?
先述した肌タイプは、年齢や環境でも変化します。例えばメンズの場合、思春期は脂性肌だったけど、20代になると混合肌寄りになってきたなんてことはよくあることです。筆者も学生の頃はがっつり脂性肌でしたが、20歳を過ぎたあたりから口周りやあごが乾燥するようになってきました…
自分の肌タイプをこれだと決めつけず、常に肌と向き合い、その時々の肌質を見極めることが重要です!
肌タイプの見分け方
肌タイプの特徴や肌タイプ別のスキンケア方法はわかったけど、結局自分がどの肌質かわからない…という人もいるのではないでしょうか。ここからは、家で簡単にできる肌タイプの見分け方を紹介していきます!
1.洗顔後の肌で見分ける
1つ目は、お風呂あがり(洗顔後)の肌で見分ける方法です。
以下の手順で自分の肌タイプを診断してみましょう。
- お風呂で洗顔をする
※脂性肌用のさっぱり洗えるタイプは洗い上がりがつっぱりやすいため、できるだけ使用しないようにしましょう。 - 15分ほど何もつけず放置し、肌状態をチェックする
朝起きた時の肌の状態 | 肌タイプ |
---|---|
全体的に肌がカサカサし始める、粉をふく | 乾燥肌 |
べたつきもつっぱっている感覚もなく、肌がなめらか | 普通肌 |
肌全体がべたつき始める | 脂性肌 |
Tゾーン(額、鼻)がべたつき始め、目元、口元はつっぱる | 混合肌 |
2.朝の肌で見分ける
洗顔後だけではいまいちわからなかった方は、朝起きた時の肌で見分けることも可能です。
以下の手順で自分の肌タイプを診断してみましょう。
- 前日の夜のスキンケアを洗顔のみにする(化粧水、乳液などを使用しない)
- 翌朝の肌状態をチェックする
※睡眠時間が少ないと正確に判断できない可能性があるため、6-7時間しっかり睡眠をとりましょう。
朝起きた時の肌の状態 | 肌タイプ |
---|---|
全体的に肌がつっぱる、カサカサしている | 乾燥肌 |
特にべたつきやテカリもなく、つっぱっている感覚もない | 普通肌 |
肌全体がべたついている、肌のテカリが気になる | 脂性肌 |
Tゾーン(額、鼻)がべたついているが、目元、口元はつっぱっている | 混合肌 |
最後に
やみくもにスキンケアをすると、自分の肌に合わない商品を買ってしまったり、肌トラブルを起こしてしまったりと、美肌を得るにはかなり遠回りになってしまいます。自分の肌タイプを理解したうえでスキンケアを行い、美しい肌を手に入れましょう!
また、先述の通り肌タイプはずっと同じわけではありません。
定期的に自分の肌を確認し、適切なスキンケアを行うことが重要です。
分からなくなってしまったらまたこの記事を見返してみてくださいね。
スキンケアで素敵な男磨きライフをお過ごしください!